本日の為替相場が 一時的に84円台の値をつけた。
大きな人為的な力が働いている ドルの暴落 ドバイの事実上の債務不履行宣言が引き金となって 水面下にあった世界のドル離れが 姿を現した。
といったほうが あたっていると思う ほど世界の基軸通貨のドルが 急速に弱くなっている。 世界の基軸通貨の趨勢は 円 ユーロ 元へと ドルを押しのけて 移行している。
それは 11月26日の ロンドン市場で円急騰 10ヵ月ぶり87円台 長崎新聞のべた記事を読んで感じたことである。
1995年 円が 1ドル 86円台をつけた当時は日本の黒字拡大が原因であったが 今回は アメリカの低金利政策が原因であろうといわれているが なぜ今なのだと 考えた。
日本では、輸出企業は ダメージを受けて 輸入企業は円高還元セールを打ち 国内経済は デフレスパイラルが加速する。
世界的なドル安が進むことは わかってたはずである。 あたかもアメリカの超低金利政策が主な原因であるかのようにマスコミは 相変わらずの横一線の報道である。
ドルを売って 円買い ユーロを買い その利ざやを稼いで 原油や金 穀物買い 投機資金が還流して またもや高騰して 世界の経済を不況へと導く 道標になることを懸念している。
(1/15)米景気対策、総額8250億ドルに 大型減税と公共事業を柱に 【ワシントン=米山雄介】米民主党のペロシ下院議長は15日、大型減税や公共事業を柱とする2年間で総額8250億ドル(約74兆円)の景気対策法案の概要を発表した。米経済再生へインフラ整備やエネルギー、科学技術、教育など8分野に戦略的に重点投資。オバマ次期米大統領が目標に掲げる300万―400万人の雇用創出・維持の実現を目指す。 法案はオバマ氏が先に発表した景気対策にほぼ沿った内容。減税を絞り、歳出を追加した結果、総額は想定の7750億ドルから拡大した。
この1月15日の報道によれば オバマは大規模な公共事業や福祉政策 景気の良くするため 減税もやる そのための資金源は アメリカ国債の増発である。
マスコミは伝えないが あいつぐアメリカ銀行破たんの救済のため FRBは大量にドルを刷り 銀行へ供給することが 結果として ものすごい勢いで ドルが 市中にあふれ出したのが原因て 結果としてドルの価値が大きく下落したのが 今日のドル暴落の現実であろうと 推測する。
また異常に膨らんだ 通貨の量を 背景にしての アメリカの超低金利政策では 何も保証のない マネーであり ドルは 世界の信用をなくしていった。
要するに アメリカは景気浮揚のため ハイパーインフレのリスクをともなうのも恐れずに ドルをバンバン刷り 国債の発行を増発すれば おのずと ものすごい借金を抱え込んだので おのずとドルは暴落する。
これを防ぐため オバマは日本や中国に アメリカ国債を 売り飛ばさないように さらに買ってくれるように 営業のため訪問したが 日本政府や中国政府に 断られたのではなかろうか と感じています。
だから日本政府も 以前の 日本の貿易黒字拡大が原因であった円高ドル安の 原因ではないことが理解できてるので 世界的なドル安傾向に対しての為替介入を躊躇している。
更なる金融不安が起爆剤になって 来年の今頃は 1ドル 50円になり 再来年は 1ドル10円になり アメリカは日本から中国からサウジアラビアから 天文学的な額の借金をしてるが 1ドル10円になってから 返すことを画策してるのでは と疑いたくもなってくる。 今日この頃です。
アメリカ国債を強制的に日本は買わされ続けたばっかりに 日本はアメリカと心中しなければならいようになってしまったようだ。
これを抱きつき心中と巷では 言われている。
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