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日米開戦のきっかけ ハル・ノートからわかった日本の軍隊
日章旗

きのうのNHKスペシャルで海軍400時間の証言を視聴して
当時戦争立案の立場にいた参謀たちの証言を聴いて
私の中の疑問が少しずつ解けてきたようだ。

8月6日・9日が過ぎ去り 15日の終戦記念日を迎える。
そこで12月8日の日米開戦を顧(かえり)みた。

軍艦

日本がアメリカとの開戦に踏み切ったきっかけは 世間一般に言われてる
ハル・ノートの存在である。

日米交渉のアメリカ側の当事者であったコーデル・ハル国務長官の名前から
このように呼ばれている。
ハル・ノートは、日米交渉において日本側の当事者野村吉三郎駐米大使と来栖三郎特命大使が提示した日本側の最終打開案(乙案)に対する拒否の回答と同時に、アメリカ側から提示された交渉案である。その内容は、アメリカが日本とイギリス、中国、日本、オランダ、ソ連、タイ、およびアメリカ合衆国の包括的な不可侵条約を提案する代わりに、日本が日露戦争以降に東アジアで築いた権益と領土、軍事同盟の全てを直ちに放棄することを求めるものである。 (Wikipedia より)

要するに 日露戦争に勝利してから日本が獲得した領土から出て行け、
そしてすべての中国での権益をアメリカに渡せ という日本側の最終打開案(乙案)の
対案を突きつけられた。 

いわゆる日米の利権争いである。

これが最後通告と勘違いして、深刻に思いつめる日本側に焦点を当てて考えてみた。

大砲

敵を知り己を知れば百戦危うからず と簡単に孫子の言葉を己の指針とすれば
かっこいいが 失敗ばかりする 私には なかなか難しい 
己を知ることはそう簡単にはいかない。

軍令部 関東軍 陸軍 海軍 右翼 の中にも それぞれの派閥が出来上がり 
それぞれの派閥が自分たちの利益を主張して それぞれの共同体が出来上がっている。 
いわゆる今で言えば 各省庁の省益で運営されている。 

もっと平たく言えば それぞれの共同体 いわゆるコミュニティーの中では 
それぞれの「生きがい」が 一人歩きしている。

だから 各派閥のいわゆる 共同体の中では 「生きがい」 から成り立っているので 
戦略戦術などの発想などなく  共同体維持のための 「生きがい」が  内に向かって 
問題解決のための解決を図りだす。

 こうなれば解決したように見えて解決など絶対にあり得ない。

だから アメリカ発の 「陰謀論」と決め付ければ 思考は停止して 
相手があっても内にこもり 問題解決の発想 アイデアなど でなくなる。
そうなれば あらゆる交渉などする意欲がなくなり 「今度という今度は我慢できない。」 
で最後は爆発する。  いわゆる 真珠湾奇襲となるのである。

去年の今頃 NHKが夜遅く 一人一人の日本兵の戦争体験を放送してたのを見て
米軍に追い詰められた日本軍の各部隊は 「戦う生きがい」を見出さなくなると
その部隊でのコミュニティーでの生きがいをなくしたときに 米軍に向かって 
何の作戦も立てずに 闇雲にバンザイ突撃を決行する。

私はバンザイ突撃のメカニズムと 自殺とを重ね合わせてる自分をを発見した気分になった。

いかに勇ましく死ぬかではなく いかにぶざまに生き抜いて生き抜いて 
逃げ隠れしながらヒッテンドランのゲリラ戦で 米軍をいかに苦しめるかを 
唱えた部隊長は 部下の兵士たちから の人望をなくしていった。 

卑怯者とか意気地なしとか 臆病者として!
いわゆる命令系統がはっきりした日本軍の中でも機能集団としてではなく
共同体として機能してたのである。

これをかんがみれば ハル・ノートは日本首脳部の日本の生きがいをすべて否定されたと 
勝手に思い込み パールハーバーに突撃したのです。

外国とのビジネス交渉での私の経験から ハル・ノートをつきつけられたとして 考えてみた。

1、びっくりするような法外な要求をしてくるのはしごく当たり前のことであり、 
  そこで頭にきて交渉を即座にやめてはいけない。 
  そして忘れてしまうこと。  心理的影響は大きいから

2、昔から日本とアメリカはぺリー以来の友人である ことを強調して 
  わが国はソ連の南下政策の 橋頭堡 であり英米のために役立っているのに 
 出て行けは どうしてか とのらりくらりと 期限を引き延ばす。
 相手の論理を手玉に取りながら 相手との友好関係を持ちたいことを強調する。

3、交渉相手の好き嫌い長所短所を調べ 日本側はけんか上手を交渉 役に選ぶ。
  ここで情報がどれだけ重要かを悟ること。

4、わが国は戦争の準備期間が必要なので 引き伸ばすほどに 有利に展開する。
  だから 絶対にいつまでと期限を切らせない。
  しかし 日本は11月末が期限と勝手に思い込み 真珠湾を急襲してしまった。

  なぜ真珠湾急襲決行日程がなぜ12月8日なのかよくわからない。 
  私から見れば闇雲に真珠湾を急襲してしまったと思ってる。
  急襲の戦術は立てたが戦略などなかったと思っています。

  山本五十六はアメリカの国力を熟知してたそうだが また2から3年は暴れて見せます。
  といったそうだが それにしちゃぁ~~~なぜだか石油施設はアタックせず。
  また攻撃の対象が旧式の戦艦ばかりであったこと さらには第3派の攻撃を促されながら 
  なぜ アタックしなかったのか 

  アメリカの最新鋭の戦艦や空母がパールハーバーに係船してるときに
  なぜ決行しなかったのか  を アメリカの国力を熟知してるカリスマ山本長官に 
  タイムマシーンに乗って 会って問いただしてみたい気分です。

  パールハーバーの急襲は戦略上から検証すれば アメリカは成功かもしれないが
  日本サイドから見れば失敗だということです。

  アメリカ兵の死体が浮かんだニュースなどを流して 情報操作を行い 
  リメンバーパールハーバーで 戦争に消極的だったアメリカ国民を 
 一挙に戦争へと一致団結させたのです。 

  そしてアメリカ経済は戦争特需で潤い いまわしいだまし討ちをする日本軍という
  イメージダウン操作に成功したのです。

  ついでにミッドウエー海戦の立案は前線のいわゆる現場の意見を
  無視して 軍令部での作戦シュミレーションでは大敗と出たのに 
  なぜだか 十分な準備もなく 早急に  強行に突入したのか 

  この私の疑問を昨日のNHK 日本海軍400時間の証言 での当時の軍令部 
  や海軍の作戦立案者たちからの証言でわかった。

  真珠湾攻撃を成功させた山本がそこまで言うのだから ミッドウエーで
  艦隊決戦をやらせてみよう。
  これが作戦立案者のトップである 軍令部永野総長の決断だったのです。 

  この当時の日本の軍隊は もはや機能集団ではなく人間関係を重要視する
  共同体であったとを立証した証言だと思います。

5、交渉が決裂しそうになったら 相手が嫌がる相手を連れてくる。 
  ここでは仮想敵国ソ連を念頭に入れておく。

6、絶対に譲れない線引きを 相手に悟られずに決めておく。 
  絶対にぶれてはいけない。
  たとえば満州国と台湾は譲れないことを決めておく。

7、英米の世界制覇の戦略は隣国同士を仲たがいさせて 戦争をさせて 
  お互いの国が疲弊しきったところで 漁夫の利を得る。 
  このことを頭に入れとくこと。

  だから 日本軍は蒋介石軍との休戦協定を結ぶこと 
  そしてこれは現在にも通じることである。

各共同体の意見を無視して 以上の項目通りに 公という 
いわゆる国益だけで動けば 軍令部 関東軍 陸軍 海軍 右翼
などの権益を無視することになるので 勝海舟のように 
幕府を売る大悪党と評価されて 命を狙われる。 

だから 現代も同じで 年金問題を暴けば 命を狙われるように  
公益法人の廃止するのも難しい。

北朝鮮のようにしたたかに のらりくらりと
交渉できる人物が入れば 思いつめることもなく 山本五十六も必要とせずとも 
ルーズベルトの思惑は 外れて アメリカ国民の反戦の運動は盛り上がり 
太平洋戦争という最悪のシナリオは避けたられたかもしれないですね。

昨日のNHK 日本海軍 400時間の証言の中で 作戦立案者の中枢にいた 
参謀たちの証言によると 右翼や陸軍から内乱を起こされるならと 
しかたなく アメリカとの戦争を軍令部は決断した。

だから戦争するための長期的作戦などのプランは立てていなかった。

ということは天皇の次の最高権力の座にありながらの 
軍令部という共同体の利益を守るための アメリカとの戦争は決定だった。

 忌まわしい戦争という表面だけで捕らえれば思考は停止する。
だから我々は過去の失敗を教訓として学ぶためには
分析して  検証して実行して 制度化して明文化して いかなければ
日本の未来はないと思いました。 
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