スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

トーマス・グラバー
トマス・グラバー
わが国初の洋式近代的ドック (明治44年に国指定史跡に格上げされた。) 
小菅修船跡は入り江を利用したスリップ式修船施設で、またの名をソロバンドックと呼ばれている。
20070321150122.jpg

「日本の近代化に力を貸そうとしていたグラバーは、慶応二年には、親密な五代友厚の依頼で薩摩藩と共同して、長崎湾口に近い小菅(こすげ)にスリップ・ドックの建設に着手した。五千四百坪の敷地は薩摩藩が負担し、工事費四万ドルはグラバーが出資、機材はアバディーンの工場に発注した。」

この説明が通説となってるが調べれば調べるほど、これは事実だが この事実の裏には誰かが何かを隠そうとする意図が見られてくる。

20070321150234.jpg

グラバーの武器売買も日本が内乱から安定に向かってるのを見越してブローカーからマネジメント・ビジネスへの転換を考えていた。
そこで考えてのが炭坑開発、修船場計画及び貨幣鋳造のビジネスを手がけることであった。

その一つは、1867年(慶応3年) 幕府40隻、薩摩藩19隻、長州藩7隻、土佐藩8隻、佐賀藩9隻の多数の艦船運搬船を持ったが どの藩も修理するドックを持たず、購入しても就航が難しく 早急に各藩は修船ドックを必要としていた。

そこでグラバーが手を貸そうとしたが 薩摩藩の岩瀬徳兵衛 が薩摩藩の自己資金だけで、小菅の入り江に位置する“溺れ谷”の潮止め工事を行ってた上に外資の介入を嫌った岩瀬はグラバーの申し出を断ったのです。

しかし設備機械を薩摩藩だけの資金で購入するのは不可能であることから、やはりグラバーのコネクションが必要となり、動力はランカシャー型ボイラー付きの竪型2気筒の蒸気機関とホール造船所の技師ウイリアム・ブレイキーが到着したがまだ薩摩藩とグラバー商会は契約にいたっていなかった。

今でもあるコンニャクレンガの小屋にある、25馬力の巻き揚げ蒸気機関はイギリス製で創立当時のまま残っています。

おまけに修船場の建設許可を幕府に申請したのは、薩摩藩ではなく、長崎御用商人山田宗次郎、倉野屋良助になっておりグラバーの資金で整地中の土地も彼らの名義になっていた。
そこで当然であるが、グラバーは岩瀬にグラバー商会と薩摩藩の所有権をめぐり交渉が行われたが合弁の形で契約を交わそうとしたが、交渉決裂となる。

グラバーはこの修船場を投機的なものとせざろうえなくなったのです。

この当時のグラバーは、1868年、五代友厚の依頼により通貨鋳造のため造幣機械購入に奔走していたために長崎に居ることが少なく、大阪造幣局にいたのです。
20070321150350.jpg

1868年(明治元年)12月に完成した日本初の洋式修船場は、
完成まじかになると井上聞多と大隈重信は岩瀬に小菅修船場の明細を提出するように迫った。

明治政府の買収に当たってはグラバー商会と薩摩藩とグラバー兄弟商会(アバーディン)の出資比率が25% 25% 50% であることから 出資なのに合弁と後からすげ替えられたのである。
売価12万ドルとなり 内金6万ドルを支払 年末に6万ドル グラバーに支払われることになり 純利益は44880ドルとなり薩摩藩 グラバー商会 グラバー兄弟商会へは出資比率で支払われるこになった。
しかし後に出資ではなくグラバーとの合弁事業だったと誰かの手で組織的に書きかえられたのである。
この頃からグラバーの腹の中は、薩摩と決裂して長州の伊藤博文ら長州ファイブを信用するようになったのではないでしょうか。なぜなら後に大阪造幣局を長州ファイブの遠藤謹助・井上馨が造幣頭(ゾウヘイノカミ)となり運営するようになったからです。

この配当金により資金繰りに困ってたグラバーはどうにか自転車操業から抜け出すことができた。そしてわが国造船の近代化にまたもや結果的には手を貸すこととなった。
これがわが国初の洋式近代的ドックである小菅修船場のことの顛末である。

ランキングにご協力下さい
スポンサーサイト

テーマ:幕末 - ジャンル:学問・文化・芸術

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://nanbankan.blog72.fc2.com/tb.php/120-9e50d656
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

長崎方言



プロフィール

南蛮館

Author:南蛮館
日々の出来事を 気づいたことを 書き綴っていきます。



会社案内

有限会社 南蛮館



カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -



おすすめの逸品

弊社が厳選した商品です。
是非お試し下さい。

【昔懐かしい鯨カツ】 【茂木びわ羊羹】 【長崎特製手焼カステラ】 【島原手延べうどん(夫婦づる)】 【島原そうめん】



カテゴリー



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



長崎関連サイト

【長崎南山手雨やどり】 【ハウステンボス公式ページ】 【長崎ペンギン水族館】



リンク

このブログをリンクに追加する



ブログ内検索



RSSフィード





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。