FC2ブログ
勝海舟
勝海舟

長崎歴史博物館


長崎歴史博物館では 日蘭修好150周年記念事業として 勝海舟と幕末長崎というタイトルで 展示会が開かれてました。

私は勝海舟が大好きです いや大尊敬してる人物です。

彼に魅せられたのは、諸外国の脅威を防ぐためには、徳川の幕人の要職にありながら徳川幕府を主力にして日本という公の下で諸大名達と共和国としてこれからの日本を編成しなおそうと奔走して、大悪党と呼ばれるほど周囲には誤解されながら、刺客につけねらわれながらも、大きな困難を乗り越えて、日本を造り直してしまったからです。

彼の大きな功績の要因は、運の強さもあったでしょうが、長崎海軍伝習所を通じて坂本龍馬を筆頭に西郷隆盛 大久保利通 山岡鉄舟 榎本武陽 横井小南など多くの日本の未来を閏う、すばらしい人物達と出会い人脈を着々と造っていったことなのです。

まさに彼は日本も変化しなければヨーロッパの植民地になることを誰よりも知っていた数少ない公に生きた公人だったのです。

外交官としてイギリス・ロシア・フランスを手玉に取り、日本の内乱が早期に終結することが彼らの国益に繋がると思わせるような 老獪な行動力が成果を挙げて、江戸城無血開城という離れ業をやってのけたのです。 その結果により 戊辰戦争という日本の内乱を早期に終結させた功績は、不世出の外交官であり 大政治家であったのです。

また軍人としても卓越した才能と行動力を見せています。
江戸城無血開城のためには西郷隆盛ら薩摩藩や長州藩を説得しなければならない。
そのためには、幕府の軍事力を見せつけるため、江戸へ進軍するためには静岡を行軍しなければならない西郷に駿河湾に幕府の近代兵器を積んだ軍艦を浮かべて江戸を攻撃するための進軍なら、この近代兵器で返り討ちということを見せ付けたのです。
西郷の頼りにするイギリス海軍も勝海舟の説得により、対馬におけるロシアとの約束から
身動きができない状態にしていたのです。
そして勝海舟はナポレオンの進軍をくいとめたロシアのモスクワ大火災を真似て江戸を火の海にして ゲリラ戦を仕掛ける戦術を取ることを西郷にわざと気づかせたのである。

そこで勝海舟の条件を飲めば無血クーデターは成功するしイギリス、フランス、ロシアなども介入ができないとなれば、日本という私心のない公人であれば、勝海舟の意見に同意するしかなかったのです。

まさに日本という国家の存在意義が勝海舟と西郷隆盛の会談によって
問われたのです。
日本を支配したいヨーロッパ諸国はにがにがしい思いで、会談の成り行きをみていたのです。

ただし薩摩長州軍はゲリラ戦となれば、主力部隊となるであろう会津藩を叩き潰さねばならず 勝海舟との約束をホゴにしたのですが、勝も老獪だった 榎本武陽率いる近代兵器装備の艦隊を温存するため函館の地に逃がしたのである。
だから明治政府は、徳川慶喜には手が出せず、また旧徳川幕臣たちも安泰だったのです。

氷川清話などでの大言壮語や皮肉交じりの話しぶりから 赤坂に住む女好きのエロ爺さんの大放言としか受け取ることしかできない人もいるでしょう。
彼のことを理解するには、日本人の精神構造を把握するしか方法はないのだろうと考える今日このごろです。

海舟余波にこんな記述がありました。
「ナニ 誰を味方しようなどと言うから、間違えるのだ、みンな敵がいい、敵がいないと、事ができぬ 国家というものは、みんながワイワイ反対して、それでいいのだ」

まさに、 ドッグイヤーと呼ばれる今日と同じく、めまぐるしい変化の激動の幕末の中で機敏に動き、卓越した洞察力と超人的な実行力を持った男の生き様を見つけたり!

国外、国内を手玉にとって公という国家を動かした男は、後にも先にも勝海舟以外は出てこないであろう。


スポンサーサイト



テーマ:歴史上の人物 - ジャンル:学問・文化・芸術



長崎方言



プロフィール

南蛮館

Author:南蛮館
日々の出来事を 気づいたことを 書き綴っていきます。



会社案内

有限会社 南蛮館



カレンダー

10 | 2007/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



おすすめの逸品

弊社が厳選した商品です。
是非お試し下さい。

【昔懐かしい鯨カツ】 【茂木びわ羊羹】 【長崎特製手焼カステラ】 【島原手延べうどん(夫婦づる)】 【島原そうめん】



カテゴリー



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



長崎関連サイト

【長崎南山手雨やどり】 【ハウステンボス公式ページ】 【長崎ペンギン水族館】



リンク

このブログをリンクに追加する



ブログ内検索



RSSフィード